赤湯町(あかゆまち)は山形県東置賜郡にあった町。現在の南陽市南東部にあたる。本項では町制前の名称である赤湯村(あかゆむら)についても述べる。
地理
- 山:秋葉山、高戸山、高ツムジ山、大洞山、鍋石山、高岡山
- 河川:最上川
歴史
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、赤湯村、二色根村、椚塚村、長岡村、三間通村、俎柳村および蒲生田村の一部(上野)の区域をもって赤湯村が発足。
- 1895年(明治28年)12月12日 - 赤湯村が町制施行して赤湯町となる。
- 1955年(昭和30年)6月10日 - 中川村と合併し、改めて赤湯町が発足。
- 1957年(昭和32年)
- 1月1日 - 大字中山が上山市に編入。
- 4月1日 - 高畠町大橋地区と石岡地区の一部を編入。
- 1967年(昭和42年)4月1日 - 宮内町・和郷村と合併して南陽市が発足。同日赤湯町廃止。
交通
鉄道路線
- 日本国有鉄道
- 奥羽本線
- 中川駅
- 奥羽本線
上記のほか、町域を長井線(現・山形鉄道フラワー長井線)が通過したが、駅は所在しなかった。旧町域に所在する南陽市役所駅は当時は未開業。また、赤湯駅は隣接する和郷村に所在した。
道路
- 一般国道
- 国道13号(板谷街道)
- 国道113号(小国街道・板谷街道)
- その他
- 七ヶ宿街道(現・国道113号)
脚注
注釈
出典
参考文献
- 角川日本地名大辞典 6 山形県
関連項目
- 山形県の廃止市町村一覧




