サクラ読本(サクラとくほん)とは、世界恐慌の時代に使用された国語読本の愛称。正式名称は『小学国語読本』。第4期国定国語読本とも呼ばれる。

巻一の冒頭が「サイタ サイタ サクラ ガ サイタ」から始まるためこの愛称がついた。1学年2冊ずつの12分冊である。井上赳らが編纂した。1933年から1940年までに尋常小学校に入学した世代が使用した。

従来、導入では単語から教えていたのが前述の通り、文から教えるようになったという点では、画期的な教科書だったとも言える。また、低学年の教科書に初めてカラー印刷が使用された。

関連作品

  • チューリップ (唱歌) - 歌い出し「サイタ サイタ」は、サクラ読本の冒頭を参考にしたものである。

脚注

外部リンク

  • 小学国語読本 - (国立教育政策研究所教育図書館)

さくら読書 (sakura_dokusho9) / Twitter

[サクラ]Short story 小説投稿エブリスタ

『サクラ咲く』|感想・レビュー・試し読み 読書メーター

国立教育政策研究所 教育図書館 所蔵資料案内

絵本『サクラの絵本』の内容紹介(あらすじ・見開き掲載) 勝木 俊雄 森谷 明子 絵本屋ピクトブック