下鴫村(しもしぎむら)は、岡山県後月郡にあった村。現在の井原市芳井町下鴫にあたる。
地理
小田川支流・鴫川の流域に位置していた。
歴史
- 江戸時代、毛利氏の支配を経て、慶長5年(1600年)幕府領となる。成羽藩領を経て元禄10年(1697年)西江原藩領となる。宝永3年(1706年)幕府領、文化10年(1813年)播磨龍野藩預りを経て、文政10年(1827年)一橋家領となる。
- 1864年(明治7年)山鴫村の一部となり、1885年(明治18年)山鴫村が再び分村して山村、上鴫村、下鴫村となる。
- 1889年(明治22年)6月1日、町村制の施行により、後月郡下鴫村が単独で村制施行し、下鴫村が発足。大字は編成せず。山村、上鴫村と組合村を形成。
- 1900年(明治33年)4月1日、後月郡山村、上鴫村と合併し共和村を新設して廃止された。合併後、共和村大字下鴫となる。
産業
- 農業
脚注
参考文献
- 角川日本地名大辞典 33 岡山県
- 『市町村名変遷辞典』東京堂出版、1990年。
関連項目
- 岡山県の廃止市町村一覧



