株式会社フレッシュコーポレーションは、かつて関東地方を中心にスーパーマーケットなどを展開していた企業である。

2021年3月31日に株式会社尾張屋、株式会社マルエイ、株式会社アタックの3社と共に、株式会社マルヤから商号変更された株式会社ジョイマートへ吸収合併され解散した。運営していたスーパーマーケットチェーンブランドの「フジマート」「食彩館マルシェ」「アバンセ」はジョイマートのブランドとなった他、旧フレッシュコーポレーション本社も「フジマート」「食彩館マルシェ」「アバンセ」の運営事務所であるジョイマート フレッシュコーポレーションカンパニーとなった。

沿革

  • 1978年 - スーパーマーケット「フジマート」として創業。
  • 1980年 - 株式会社フジマートを設立し、スーパーマーケットのチェーン化。
  • 1995年 - 社名を株式会社フジタコーポレーションに変更。この時点ではスーパーマーケット事業は「フジマート」、「Kマート」、「食彩館マルシェ」の三業態で展開。
  • 1999年 - 惣菜専門ショップのチェーン展開を開始。外食産業に参入。
  • 2002年 - 「株式会社グローバルキッチン」を設立し、でりしゃす事業部(惣菜専門ショップ)を独立採算事業とする。
  • 2004年 - 「アバンセ」を追加し、スーパーマーケット事業部を「フジマート」・「食彩館マルシェ」・「アバンセ」の三業態で展開。
  • 2006年 - 「株式会社萬家」を設立。外食事業部を独立採算事業とする。
  • 2007年 - 「株式会社ファミリーブック」を設立。ブック事業部を独立。
  • 2013年 - 「株式会社ファミリーブック」の株式をゲオホールディングスに96.9%譲渡、書籍事業から撤退。
  • 2016年 - ゼンショーホールディングスの子会社である日本リテールホールディングスが、97.10%の株式を取得し親会社となる。
  • 2017年
    • 5月20日 - 社名を株式会社フレッシュコーポレーションに変更。
    • 8月21日 - 「でりしゃす」籠原店(埼玉県熊谷市)など3店舗でポテトサラダなどを食べた顧客が、同時期に11都県で同一遺伝子による広域感染とされる病原性大腸菌O157に感染。感染経路は不明であった。同社は「総合的な経営判断」として9月19日付で「でりしゃす」全17店舗を閉鎖したことを発表。
  • 2019年 - グループ会社であった「株式会社いっちょう」(旧・株式会社萬家)がクリエイト・レストランツ・ホールディングスの完全子会社となり、グループから外れる。
  • 2021年 - ゼンショーグループ内のスーパーマーケット事業再編により、株式会社ジョイマート(旧・株式会社マルヤ)を存続会社として吸収合併され株式会社フレッシュコーポレーションは解散。「フジマート」「食彩館マルシェ」「アバンセ」はジョイマートのブランドとなる。

店舗

  • スーパーマーケット 合計27店舗
    • フジマート - 株式会社フジマート(広島県)とは無関係
    • 食彩館マルシェ
    • アバンセ
  • ダイソー(FC)2店舗

過去のグループ会社

株式会社ファミリーブック
  • ファミリーブック(書籍販売・ビデオレンタル)
  • C's Cafe(インターネットカフェ)
  • JOY TRADE(中古ゲーム)
  • ぶっくらんど(古本)
  • 古本創庫(古本)
株式会社グローバルキッチン
  • でりしゃす(惣菜専門ショップ) を運営していたが、日本リテールホールディングスによる株式会社フジタコーポレーション買収時点ではフジタコーポレーションの運営であった。
株式会社萬家(現株式会社いっちょう)(外食事業)
  • いっちょう
  • 萬家
株式会社グローバルライフ
  • コメダ珈琲店(FC)

クレジットカード(ハウスカード)

2004年よりライフとの提携でフジタスペシャルカードF.S.Ca(フ・ス・カ)を発行していたが、提携終了により2010年1月31日に一旦廃止され、後継はオリエントコーポレーション発行の新カードとなった。

脚注

外部リンク

  • 公式ウェブサイト

株式会社ジョイマート フレッシュコーポレーションカンパニー

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