錦沢遊園地(にしきざわゆうえんち)は、北海道夕張市に存在した遊園地。

概要

スイッチバックで有名な夕張鉄道線錦沢駅周辺に位置し、同社の経営であった。同駅が山間に位置し、1930年頃から景勝地としての開発に着手し、駅周辺に300本の桜を植え、風光明媚なところから1960年代には周辺に釣堀やボート池・豆電車・飛行塔・回転木馬などの遊園施設や、動物園が設置され、市民の憩いの場として春は桜、秋は紅葉の名所として賑わった。また、時には花火大会も開催され夕張からだけでなく栗山・南幌方面からも臨時列車も運行された。夕張鉄道線廃線後は前後のトンネルが封鎖され、数本の桜の木や「錦沢遊園」と書かれた1933年に設置の石碑が残存するのみとなっている。

歴史

  • 1926年(大正15年) 錦沢信号場開設
  • 1927年(昭和2年) 錦沢駅として一般営業開始、以後駅周辺を公園として整備
  • 1963年(昭和38年) 豆汽車、豆自動車等の電動遊具を導入
  • 1970年(昭和45年) 閉園

脚注

外部リンク

  • 錦沢遊園でボート遊び -夕張の記憶ミュージアム実行委員会

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